2006年 11月 09日
怖いもの見たさ |
怖いのとかグロいのとか、スプラッタなものやホラー系のもの。
そういう映画は、見たら見たで別に平気っちゃ~平気なんですけど、だからといって、特別好んで見ることの無いジャンルです。
エログロナンセンス~な笑えるやつは好きなんですけどね。
そのての映画はちょっとした苦手意識みたいなのがあるのですが、そんな中で、ずっと心の片隅に引っかかっている作品がひとつ・・・。
というわけで、久しぶりに映画の話~。
といっても・・・いまだに見たことの無い映画・・・「ソドムの市」
監督はピエル・パオロ・パゾリーニ。
なんかゲームのラスボスかなんかに使えそうなインパクトのある名前ですけど、脚本家であり、詩人であり、思想家であり、文学者であり、マルキストであり、映画監督であり、生粋のガチホモ。
色々と刺激的でスキャンダラスな人生を送った人のようで、その人生を追いかけるだけでもなかなか面白かったりします。
で、パゾリーニに興味をもって調べていくうちに、どうしても立ちふさがるのが、遺作となった「ソドムの市」
原作はマルキド・サドの「ソドム120日」
サドといえばSMのS「サド」の語源になった人、みんな知ってるね。
獄中にあったサドが、原稿を押収される危険をつねに意識していたため、幅12cmの小さな紙片を貼り合わせて作った全長12mを超える巻紙の両面に、蟻のように細かな文字でぴっしりと書き込んだというもの。
これ実は読んだことあるんですよ。正確には立ち読みですけど、某紀伊国屋書店で何故か「ハリーポッター」の隣に置いてあってちょっと笑っちゃいました。(悪徳の栄えも並んでた)
で、手にとってパラパラと読んでみましたが・・・・・・30分ぐらい読んでいたのか、もっと短かったのか・・・時間の感覚が非常に曖昧ですが、とにかく背中に嫌な汗がびっしり張り付いていたのをよく覚えています。
まぁいわゆるエログロの嵐というかなんというか・・・キレイなお花畑とハッピーエンドが大好きな乙女チックな自分には、ちょっと刺激の強い本でした。
うんことか痛いの好きな人にはオススメかな~みたいな。
そんなモノを映像化したパゾリーニ。
実際に見てみれば、案外平気なんだと思うんですけどね。
でも、色んなサイトのレビューや評判を見るたびに、なんだかどんどん自分の中で、評価が過大になっていくというか、ものすごくおっかないモノの思えるというか・・・・・・しかもこんな作品だから、そうそうレンタルなんてされていないだろう~と思っていたら、案外あっちこっちに置いてあるんですよね・・・・・・。
見つけるたびに、心の奥底でざわつく怖いもの見たさが足を止めるのですが、いまだに見れません・・・。
同じパゾリーニ作品の「豚小屋」もけっこうえぐかったからなぁ・・・。
「デカメロン」は、ほのぼのポルノしてて良いんですけどね。あと「テオレマ」辺りが、個人的には非常にオススメだったりします。
・・・・・・なんだかんだで、けっこう見てるんだよな・・・・・・だからいつか見ちゃうんだろうなぁ~嫌だなぁ~。(矛盾)
web拍手ありがとうございました。
そういう映画は、見たら見たで別に平気っちゃ~平気なんですけど、だからといって、特別好んで見ることの無いジャンルです。
エログロナンセンス~な笑えるやつは好きなんですけどね。
そのての映画はちょっとした苦手意識みたいなのがあるのですが、そんな中で、ずっと心の片隅に引っかかっている作品がひとつ・・・。
というわけで、久しぶりに映画の話~。
といっても・・・いまだに見たことの無い映画・・・「ソドムの市」
監督はピエル・パオロ・パゾリーニ。
なんかゲームのラスボスかなんかに使えそうなインパクトのある名前ですけど、脚本家であり、詩人であり、思想家であり、文学者であり、マルキストであり、映画監督であり、生粋のガチホモ。
色々と刺激的でスキャンダラスな人生を送った人のようで、その人生を追いかけるだけでもなかなか面白かったりします。
で、パゾリーニに興味をもって調べていくうちに、どうしても立ちふさがるのが、遺作となった「ソドムの市」
原作はマルキド・サドの「ソドム120日」
サドといえばSMのS「サド」の語源になった人、みんな知ってるね。
獄中にあったサドが、原稿を押収される危険をつねに意識していたため、幅12cmの小さな紙片を貼り合わせて作った全長12mを超える巻紙の両面に、蟻のように細かな文字でぴっしりと書き込んだというもの。
これ実は読んだことあるんですよ。正確には立ち読みですけど、某紀伊国屋書店で何故か「ハリーポッター」の隣に置いてあってちょっと笑っちゃいました。(悪徳の栄えも並んでた)
で、手にとってパラパラと読んでみましたが・・・・・・30分ぐらい読んでいたのか、もっと短かったのか・・・時間の感覚が非常に曖昧ですが、とにかく背中に嫌な汗がびっしり張り付いていたのをよく覚えています。
まぁいわゆるエログロの嵐というかなんというか・・・キレイなお花畑とハッピーエンドが大好きな乙女チックな自分には、ちょっと刺激の強い本でした。
うんことか痛いの好きな人にはオススメかな~みたいな。
そんなモノを映像化したパゾリーニ。
実際に見てみれば、案外平気なんだと思うんですけどね。
でも、色んなサイトのレビューや評判を見るたびに、なんだかどんどん自分の中で、評価が過大になっていくというか、ものすごくおっかないモノの思えるというか・・・・・・しかもこんな作品だから、そうそうレンタルなんてされていないだろう~と思っていたら、案外あっちこっちに置いてあるんですよね・・・・・・。
見つけるたびに、心の奥底でざわつく怖いもの見たさが足を止めるのですが、いまだに見れません・・・。
同じパゾリーニ作品の「豚小屋」もけっこうえぐかったからなぁ・・・。
「デカメロン」は、ほのぼのポルノしてて良いんですけどね。あと「テオレマ」辺りが、個人的には非常にオススメだったりします。
・・・・・・なんだかんだで、けっこう見てるんだよな・・・・・・だからいつか見ちゃうんだろうなぁ~嫌だなぁ~。(矛盾)
web拍手ありがとうございました。
by aoinoyo
| 2006-11-09 02:33
| 映画